遮断器不動作保護盤

遮断器不動作保護盤

遮断器は電力系統設備が故障電流により損傷することを防ぐ電気スイッチで、電力系統設備の保護において中心的な役割を担います。送電線や変圧器などの電力系統設備で故障が発生すると、該当IEDが故障を検出しトリップ信号を発生させます。このときIEDからトリップ信号を受け、故障設備を系統全体から実際に切り離すのが遮断器です。しかし遮断器は機械装置であるため、いつでも機械的故障が発生し得ます。その場合、遮断器は開閉などの正常な動作を実行できません。不動作の遮断器が故障設備を系統から切り離せないと、故障電流が周辺設備に波及し重大な事態を招きます。そのため、遮断器の不動作を検出し、系統故障が周辺の正常設備に拡大しないよう必要な全ての遮断器へトリップ信号を送る保護盤が必要であり、これを遮断器不動作保護盤と呼びます。345kV遮断器不動作保護盤には、1.5CB方式母線の各遮断器に対応する3台の独立IEDが内蔵されています。保護IEDがトリップ信号を発生させても過電流が継続する場合、遮断器不動作保護IEDは遮断器の不動作と判定し該当遮断器をトリップさせます。

STP-K120STP-K120

主な機能

仕様

区分項目仕様
定格入力電源DC 90~140[V],60Hz
定格電圧(PT)110/√3[V]
定格電流(CT)5[A]
デジタル出力10[A] : 250VAC 28 点
デジタル入力DC 70 ~ 150[V] 24 点
通信通信ポートRS-232, Ethernet, 光ファイバ
プロトコルIEC61850, TCP/IP
時刻IRIG-B、SNTP